王道BL系ファンタジー?!

ふと手にした本。

剣の輪舞 増補版 (ハヤカワ文庫 FT カ 2-3)
早川書房
エレン・カシュナー

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おやおやおや。
あらすじのところをみると、

「都で随一の腕を誇る剣客リチャード・セント・ヴァイヤー。決闘の請負をなりわいとする彼は、愛人の美青年アレクと気ままな暮らしを送っていた。・・・」(Amazonより)

「彼は愛人の美青年と?」
あれあれあれ?

そう。

うわさ(?)のBLものでございます。

これはね。
本当にBL系ファンタジーですわ。

ストーリィとかどうでもいい(笑)。
典型的な「キャラ立ち」小説。

剣の達人リチャードと、俺様で刹那的なアレク。
その周りでは、貴族(らしきもの)たちが、あれこれ陰謀をめぐらせ・・・。

と書くと、それっぽいストーリィだが、
そんなに深くない。

単に、うぞうむぞうが好き勝手に生きて、あっさり殺人をして
(剣客に依頼すると、殺人ではなくなるらしい)
愛人は性別問わずつくりまくり、主要メンバー以外はどうでもいいとばかりに
触る程度の取扱い。

最後はお決まりの種明かしで、シャンシャンと。


いや、決してけなしているわけでは・・・。

これね。
それなりなんですよ。
いわゆる「同人誌」的な。
だから「王道」。

悔やまれるのは、文体なのか訳なのか、

 リチャードとアレクがちっとも美形らしくない。

 いろんな恋愛模様がちっとも色っぽくない。

個人的には、
 
 アレクにはもっと「俺さま」でいてほしかったし、
 リチャードはもっと堅物で、
 公爵夫人は「妖艶」に、
 フェリスは「「影のある男」に

なっていてほしかったなあ~。

あとがきで書いているように、「キャラ立ち」本のわりには、
いまいちキャラが立ってない(笑)。

とか、いろいろ書きましたが、続編がいくつか出ているので、
ちょっと読んでみよう・・・

と思わせるくらいには、微妙に惹かれた本(笑)。

(BL本を読み始めるのは、私にとって現実逃避行動以外の何物でもない・・・。)

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